携帯電話のボタンデザインの使いやすさ

酒井院生の「視覚的な使いやすさ感の研究」で、それが実際の使いやすさと一致すると理想的です。詳細は省略しますが、日本感性工学会での発表(9/12PM)で、携帯電話のボタンデザインで両方が一致した結果を報告します。この結果は携帯電話だけでなく、沢山あるリモコンでも適用できますので有益です。他方、機構(二つ折り、スライド、アクション)での視覚的な使いやすさ感の1位の結果は、二つ折りでしたが、SD法の調査でも、使いやすさと製品になじみがあるとの相関が0.89ときわめて高く、使い慣れているのことが影響している考えます。また、使いやすさとシンプルの相関が0.65と比較的高いのも興味深いです。なお、実際の使いやすさはスライド式が1位でした。