大阪市立大学の竹田さんの来校


大阪市立大学生活科学部居住環境学科の竹田菜美さん(大学後輩の岡田明教授のゼミ生で、毎年、感性工学の希望学生が来校しています)が、8/25に卒研の指導を仰ぐために来校しました。午前から、多変量解析とラフ集合、区間分析の講義をした後に、携帯電話の開閉音などに関するテーマを、院生の酒井君と検討しました。
研究の方法としては、どのような開閉音が高級感がするか、また、確実に開いた感じがするかなどを分析しようとするものです。案として、具体的には展示サンプル数十台を借用して、一対比較で分析して順位を求めます。他方、高い音・低い音、硬い音・柔らかい音、など音の質の感性を求めて、それらを説明変数(属性)にして、上記の順位を目的変数(決定クラス)にしてラフ集合で求めるという分析プロセスかと思います。この分析結果の予測として、高級感がある開閉音は「やや高音で、とても硬い音、・・・」が求められます。これはひとつの案ですので、その他にも分析方法を検討したいと思います。