PHPについての所感

ゼミ生と一緒にはじめたPHP(Hypertext Preprocessor)についての所感(久しぶりの新言語学習)を述べます。まず、PHPは1995年にRasmus Lerdorf氏が「Personal Home Page Tools」という名前で開発しました。この名称から分かるように一般的なホームページ言語・HTML(Hyper Text Markup Language)の派生型のような印象です。具体的には、HTMLの中に、プログラム言語のVisual Basicで制作できるボタンやラジオボックスなどの選択肢を入れられることや、データベース言語のAccessを加えて簡単にしたものという感じです。つまり、ワープロ感覚のHTMLの中に、自由度の高いプログラムを書き加えるという構成と感じました。なにはともあれ、ホームページにボタンや表示画面が入れられるので、それなりのインタフェースデザインができ、さらに、その入力がネットに繋がるので、活用範囲が広がるからと考えます。楽天やアマゾンのサイトなどはPHPで制作されていると聞いています。ソースコードが公開されているので、日々進化しているのが好まれていて、また制作が容易なので生産性が高いことも広く使われている要因と思います。なお、ゼミ生には、iPadで表示させてネットに繋げるプログラムを開発することを指導しています。