直感的なインターフェース研究

iPhoneのIF研究の一環として、直感的なインターフェース(IF)について研究を始めています。つまり、直感的IFの考え方からiPhoneのIFを分析しようという立場です。IFデザインの講義で、学生から、それについて、2名の学生から次のような回答をもらっています。■(須本君)思考から行動への「ライムラグ」が少ないそうさのこと。自然な動作に近いこと。例を挙げると、本のページをめくるような事前な動作。ウェッブページなどで書物を読むとき、次のページに進むには、次のページに進むためのアイコンを探し、マウスを持って、アイコンをクリックしないといけない。次のページに進みたいと思ってから、次のページに進む行動(結果)までに大きなタイムラグが生じる。現実の世界の本をめくる動作とはかけ離れている。そうした違和感を取り除いたものの代表がタッチパネル。それは直感的な操作の代表。■(山下さん)「日常の動作と同じように扱えること」が直感的と思います(画面で指を滑らせてページスクロール)。iPhoneの操作は、そういった点で優れていると思いますが、2回タップで拡大するという操作が日常的ではありえないことだったので、違和感を覚えました(紙を2回叩いても顔を近づけないと紙は大きくならないので)。拡大・縮小は引き伸ばす、縮めるという動作を連想するので、指2本の間隔を広げたり縮めたりする操作の方が直感的と思います。