二人の来訪者

7/15(金)に社会人の佐々君が来校した。二日前にメール連絡があり、学位論文で至急相談したいとのことであった。今秋に博士論文を申請する予定で、データ解析のところが自信がないので指導を求めてきた。内容的には計算方法に間違いがあったので、正しい方法を教授した。それだけでなく求めた係数を多変量解析で処理して、その結果の視覚化を助言した。気になっていた重石が取れたようで安堵して東京に戻った。なお、社会人で学位論文を申請しようとする意気込みに敬服する。
翌日は、毎年卒研指導している大阪市立大学の岡田研究室の4年生・深田君(写真左)が来校した。岡田教授とは大学の一年後輩である。ここ10年ほど卒研指導しているが、今年は初めて男子学生であった。岡田研究室は生活科学部に属しているが、昔は伝統ある家政学部であった。御茶ノ水女子大と奈良女子大、大阪市立大学とは伝統の家政学部の繋がりから、毎年12月に3大学が集まって研究報告会を行なっていると聞いている。バスケットボール選手のような長身の深田君には、前半は多変量解析、後半はラフ集合について講義した。朝早くおきて新幹線に乗ってきたので大変眠そうであった。私の4年の濱松ゼミ生も、修士論文でラフ集合に関するテーマを行なうので一緒に聞いてもらった。彼も夏バテ気味で大変眠そうであった。そのため昼食後に少し昼寝休憩を入れた。なお、濱松君のラフ集合に関する具体的テーマ内容については、後日報告する。