白物家電がスマホと連動

今月から、東京で家電見本市「シーテック2012」が開幕した。毎年大きな展示を行っていた大型のテレビは姿を消して、スマートフォンと電気自動車の新たな展開が中心の不思議な展示になった。
大型テレビでは、なんとか超高精細の「4K」の展示は見られたが、一般の家庭に広く普及する製品ではないであろう。
その中で、やはり、白物家電スマホと連動するパナソニックの展示が家電見本市らしい。
下記のサイトの記事から「エアコン、冷蔵庫、洗濯機、体重計(体組成計)、歩数計活動量計)、血圧計の6カテゴリーの新製品に、専用アプリをインストールしたスマホでタッチするといった動作で付加価値を提供する。具体的には、冷蔵庫の節電データや体重計の計測データをスマホで一覧表示したり、普段使う洗剤のデータを洗濯機に登録したりといった機能を追加できる。」という。
テレビをはじめとするデジタル家電が不振のなか、白物家電パナソニックにとって「稼ぎ頭」であり、その強化にデジタル通信技術を用いるというのも時代を感じる。
パナソニック提案の外出先から、スマホで家庭内のエアコンなどをコントロールするのは法律問題が起きた。
それが駄目なら、寒い夜の帰宅の途中にスマホGPSの位置を察知して、ソーシャルネットで「エアコンが暖房を入れましょうか?」とスマホに連絡があったら、ユーザーは「いいね」ボタンを押すのは、その法律を回避できるかどうか、弁護士に質問したいところである。
私の提案であるインタフェースデザインのソーシャルネット化は、いつかは現実となると思うが、・・・、いや、実現します。

シーテック開幕 スマホ家電花形に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2012100302000096.html
白物家電スマホと連動 パナソニックが「稼ぎ頭」に託す新機軸
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK2102L_R20C12A8000000/