「反日デモ被害の平和堂」のその後

10月1日の私のフェイスブックに下記のゼミの中国からの留学生との談話をアップした。そして、本日、中国のサイトから「反日デモ被害の平和堂」のその後についての報告も記されているのを発見したので添付します。この内容から、留学生の話が本当だと理解できました。
●私のフェイスブックの文章
「中国からの留学生と、今しがた研究室で、中国の反日デモについて話しました。湖南省出身の学生は、壊滅的被害を受けた平和堂の設立について詳しく知っており、悲しんでいました。学生によると、かつて、湖南省の役人たちが、何度も平和堂に出店をお願いして実現したそうです。平和堂が進出する前は、本当の田舎の町だったそうです。
湖南省の要望から、平和堂の日本人(経営幹部のみ)は本当に少しだけで、ほとんどが中国人で運営しているそうです。地元の人たちにとって、町を繁栄に導いた平和堂に勤めることは憧れで、日本の百貨店というよりは、我が省の百貨店というほどの意識だそうです。そのため、平和堂の店舗が湖南省に多いのはそのためだそうです。
来夏には湖南省に4店舗目を開く予定で、いまのところ開業する方針に変わりはないという朝日新聞(下記)を記事を見て、留学生の説明する真意が理解できました。今回のデモの人たちの破壊は、湖南省の恥だと述べていました。
本当の中国人は皆、悲しんでいるそうです。日中友好の40年は無駄ではないですね。民間レベルでは、神戸も横浜も盛大に祝っていますので、日本人としては、そんな中国の人たちを信じて、凛としていましょう。」
朝日新聞の記事
http://www.asahi.com/business/update/0927/OSK201209270129.html

●その後の中国のサイト記事「襲撃に中国人社員も涙 反日デモ被害の平和堂
下記の報告を読むと、平和堂の中国人社員だけでなく省の幹部も再建に尽力しているのが理解しています。また、暴徒の犯人探しも、省の警察が行っているのに、私たち日本人も理解してあげる必要があります。
http://source.yeeyan.org/view/456130_daf/%E8%A5%B2%E6%92%83%E3%81%AB%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E7%A4%BE%E5%93%A1%E3%82%82%E6%B6%99%E3%80%80%E5%8F%8D%E6%97%A5%E3%83%87%E3%83%A2%E8%A2%AB%E5%AE%B3%E3%81%AE%E5%B9%B3%E5%92%8C%E5%A0%82