本学科の石原先生から、次のような制作法を教えてもらいました。ゼミ生がObjective-Cでの制作に苦戦しているので、この方法も検討しようと考えています。
「Appleが推奨しているのは，WebApplicationをパック化して，アプリケーションにすること．HTML5 + CSS3 + JavaScriptで作ることになります．メディアのハンドリングとレンダリングはHTML5,オブジェクトのハンドリングはCSS, CSSのリモコン的なプログラミングを受け持つのJavaScriptです．webブラウザーの機能は，WebKitと呼ばれるエンジンが受け持ちます．実はSafariなどのブラウザーはWebKitにメニューなどをつけただけです．これの利点は，本質的にサーバーとのデータのやり取りはかなり簡単，GUIもなれたツールで比較的簡単につくれる．また，JavaScriptにjQueryをはじめとする，多数の機能拡張ライブラリーが続々と登場していること．最大の利点は，PC/Macのブラウザーだろうが，iOSだろうが，Androidだろうが，何でも動くことです．スピードは若干落ちますが，よほどヘビーなアプリケーションでない限り，こちらのほうがすべて業界標準でオープンなテクノロジーなので簡単につくることができます．Objective-Cは，プログラミング素人が手を出すものではなく，Appleもそこは自覚しています．」
