直感IFデザインと実世界指向IFの関係

「直感的な操作とは?」となると、多くの皆さんがすぐに連想するのが、有名な実世界指向インターフェース(詳しくはサイトで検索してください)です。研究仲間のiPhoneヘビーユーザーの木村仁さんに聞いた本テーマの所感も実世界指向IFの内容でした。有名なのが、初期の提案の、実際の机の上がそのままパソコンの画面の内容になるという「デジタルデスク」があります。これはインタフェースデザインでなくて、身体性の拡張となるインタラクションデザインの領域です。WISSのワークショップ等に見られるように、世界中の多くの若手技術研究者が参加しています。東京大学大学院情報学環の暦本純一教授や産総研にいた増井俊之さんはとても有名です。これは技術指向の直感的なインタフェースと呼ぶような、未来的な夢のある研究です。しかし、私の目指している直感的インタフェースデザインの研究は、もっと地味で半歩前の実践的な設計論を目指しています。