感性的なIFデザインと視覚的な使いやすさ感の研究との関係

酒井院生の修士論文の一部を、アンケート調査に協力した中村ゼミ生と指導教官(筆者)の二人で、第6回日本感性工学会春季大会で発表します。その題目は「操作リモコンの視覚的使いやすさ感の調査分析」と「インタフェース階層視点からの視覚的使いやすさ感の調査研究」です。なお、酒井院生には発表よりも3月末までに投稿論文作成に全力投球するように指導しています。
ところで、修論では携帯電話の展示サンプルを用いて調査分析(2010年9月、日本感性工学会大会で院生が発表)しましたが、表示画面の中のIFデザインについては、写真やサンプルではどうしても分析できません。基本的にこの方法では無理であることがわかりましたので、その研究の一環として、感性的なIFデザインの研究を推進し始めました。本テーマは企業関係者からも大変興味を持って頂きましたので、来年度の日本デザイン学会で企画セッションにすることも計画しています。それでは良いお年を、…。