デザイナー育成事業での講演、修論の公聴会

先週の建国記念日(2/11)に、東京の六本木にあるミッドタウンで、企業の若手デザイナー向けに「デザイン実務1・評価と解析」と題して講演してきました。外は大粒の雪が降る中にも関わらず、熱心な30名を超える人達に、少し難しい話を3時間行ないました。本件では、デザイナーでない人達に話すことが多いので少し新鮮でした。内容を理解してくれたかは別ですが。現場の若い人達に少しでも私が考えてきたデザイン評価について理解してもらえたと思います。翌日は、広島に戻り、朝からの大雪の中、専攻長として修士論文公聴会を開催しました。今年は実務に展開できる研究でしたので、院生の努力の跡が反映した優れた発表でした。後半に特別講演をして頂いたマツダ・技術研究所の農沢所長と三洋電機の藤原課長からも好評でした。今後、関係の若い人達がデザインや感性工学の分野での大いなる活躍してくれることを期待しています。そのような中、右下の「最近のコメント」に、高校3年生から、人間工学と感性工学の違いについての質問があり、回答しておきました。なお、若い人達に話せることが楽しくなった年齢になりました。今年は還暦になります。後進たちにきちんとした書物で残せるように、もう少しの研究者人生を頑張りたいと思います。