マルチタッチインタフェースの発表聴講

高田馬場早稲田大学で、6月6日〜6日に開催された第52回日本人間工学会の大会に参加(下記の写真)しました。発表申し込み期限を失念していて、今回の大会は聴講だけの参加です。直感的なインタフェース研究に関して、関係のある発表(東京理科大学の真壁院生・マルチタッチインタフェース特有の操作を用いた拡大方法の評価)がありましたので、その内容を報告します。要約すると、画面拡大を実験対象にして、ダブルタップのTactile「触れる」と、ピッチアウトのHaptic「なぞる」の比較を実験を通じて分析考察しています。結論としては、ピッチアウトのHapticは、「連続的に変化」するために、被験者の好む大きさに操作しやすいという結果です。それを分散分析で、Hapticの有効性を示しています。また主観評価も加えてあります。以上の発表から、タッチインタフェースに関して、直感的なインタフェースに寄与するのは、Haptic操作ということがわかりました。なお、本件のような基礎的な研究は、まだ少ないので、これから増えると思います。