パソコンの第3の革命?--スレートPC

ウェブ版・日経(2011/6/16)に「PCは生き残れるか、「石版(スレート)」に託す第3の革命」という記事があった。ご存知のように、米国の調査によるとスマートフォン(高機能携帯電話)の全世界出荷台数が、2011年にはついにPCを上回るらしい。MS社も含めてパソコン関係企業のサバイバル競争が始まっている。栄枯盛衰は時代の常であるが、ここで何もしないと勝敗は決してしまう。期待のネットブックPCの登場も台湾の宏碁(エイサー)の減益で失速している。記事では、パソコンの第1世代がディスクトップPC、第2世代がノートPC、そしてスレートPCとなることを期待しているようである。タブレットiPad等を意識して、MS社が発売予定の次期OS「ウィンドウズ8(開発コード名)」はスレートPCを強く意識して操作性を一新する。すべてのソフトを原則タッチ操作で動かせるように大幅な改良を加えるという。そうすると、ますます、タッチ操作のインタフェースデザインの重要性が増す。製品はどんどん発売されてるが、その操作性の研究が後手後手になることを危惧するのは私だけであろうか。
なお、ウィンドウズ8の紹介ビデオが、6/1にMS社がYouTubeにアップした。詳しくは下記の4分程度のYouTubeを閲覧願いたい。「Building "Windows 8"」というタイトルで、Jensen Harris (Director of PM,Windows User Experience)が登場してその概要を説明している。http://www.youtube.com/watch?v=p92QfWOw88I