終戦記念日・・・米国人の歴史観

明日に終戦の日を迎えて、サイトに、それに関する記事が見られるが、その中で、アメリカの歴史教科書(写真左が中学、右が高校で、貸出)について書かれている下記の記事が印象に残った。そこでは、多様性を認める考え方が存在している。それがアメリカの強さの根源でもあろう。

アメリカの歴史教科書は、単なる史実の記述だけではなく、それをどう捉えたらいいのか、少なくとも生徒に「考えさせよう」と編集されている。つまり、「なぜそれが起きたのか?」「そのときの選択は正しかったのか?」という「Why」が前提になっている。
 したがって、その答えはいくつもある。要するに、キミはどう思うか?ということを常に問うている。だから、生徒がどんなに乱暴な意見を言おうと、それを「間違っている」と教師は言わない。この点、生徒一人一人を尊重していると言えるだろう。
しかし、日本の歴史教科書は、客観的な事実の記録ばかりに力点を置いている。どこからも文句が来ないように、編纂者がはじめから配慮しているように思える。』

アメリカは原爆投下をどう教えているのか?・・・アメリカの歴史教科書を読んで考えたこと
http://toyokeizai.net/articles/-/17552

●「広島・長崎」をアメリカ人はどう見ているか
http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/atombomboj.htm