スマホは「スペック競争」→「使い勝手競争」へ

2013年以降は、ディスプレーの解像度がフルHDに対応するといった進化はあり得るが、スマホ全体のスペック競争は一段落し、各メーカーの端末に差異がほとんどなくなる可能性が高まってきたと、下記のサイトの記事が述べている。そこで、サムスン電子は、スマホは「スペック競争」から「使い勝手競争」へ向かうと考え、新発売のの「GALAXY NOTE」のペン入力が発表された。
具体的には、ペンにはメモを取る機能だけでなく、ユーザーからの様々な操作の入り口になる役割を加えた。例えば、ペンで画面上に「?」に続けて調べたい言葉を書き込めば、Webブラウザーが開き、グーグルで検索したその言葉の検索結果が表示される。
「@」を書いた後に友人などの名前を書けば、その人のアドレスが宛先に入った状態でメールアプリが起動するといった具合である。また、大画面の特性を生かし、画面を上下に分割してWebページを見ながらメールを書くなど、2つのアプリを1画面で同時に扱える機能も盛り込んでいる。
そして、画面サイズを5.5インチに大型化する一方で、本体幅を抑えて握りやすさを向上させた。上記の同端末の特徴であるペン入力では、ペンを太くして持ちやすくし、さらにペン先に工夫を凝らして書き味を大幅に高めている。

●スペック競争が終結サムスンが新型スマホで「使い勝手」演出
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK09015_Z01C12A1000000/?dg=1