第2回のIF研究会

今週の火曜日(11/2)に新横浜にある(株)ホロンクリエイトの会議室で、IF研究会を開催しました。今回はiPhoneのヘビーユーザーの木村君を迎えて、iPhoneおよびiPadのインタフェースデザインについて、まず、佐伯の二重接面理論をもとに討議しました。それらはプラットホームにアプリが並んでいるという従来のIFとは全く異なることから、有名なニールセンからも操作の一貫性がないと批判されています(今年5月の報告)。新作法のIFは、初めからIFに一貫性などをもとめることに無理があると思います。多くのデザイナーのアイデアが進化論的に淘汰されて確立するものではないか、25年間に渡って確立してきたように、・・・。
今年のデザイン学会などもiPadのIFの発表が全くなく、我々研究側としても基礎的な実験調査研究を行うことになりました。例として、アプリの消去など操作の分かり難い作業をタスクとして実験、またはiPhone/ iPad/ MacBook の3種類のキーボードの統計的な有効性を検定、さらにiPhoneユーザーに対しても、ニールセンのユーザビリティ特性からアンケート調査するなどです。写真(左から、高橋、井上、広川、木村)