「時間消費型店舗」が盛況に、・・イケア

モノ離れが進んでいる昨今、モノを購入する目的が、そのモノを通じて、どんな楽しみが生まれるのかという価値に移行している。そのような価値感から、店舗も「時間消費型店舗」が多くなってきている。
その典型が本屋から始まって雑貨の店のようになった「ビレッジバンガード」や本格的な雑貨の「ドンキホーテ」などであろう。
最近では、スウェーデンの家具メーカーの「イケア」もその仲間に入る。下記にサイトから記事を引用する。
■特別な用事はなく、食事を楽しむためと「なんとなく」イケアに行くひとたちがいる。そこは、買い物する場所ではなく、気づいたら買い物をしていた遊技場に近い。
おそらくイケアが目指しているのは、ディズニーランドよりも「行ってみたい遊戯施設」であり、ショッピングモールよりも家族がレジャーとして行ける空間なのだ。店内滞在時間が2時間を超える客層は大半がイケア内のレストランを使用する。
かつてイケアの経営者は、「イケアをディズニーランドにしたい」と語ったそうだが、まるで組み立てるのを楽しむお客は、イケア家具をおもちゃ屋でかつて買ったプラモデルになぞらえているのだろう。あるいは宝島から持ち帰った戦利品か。
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イケアは、なぜ多くの人を惹きつけるのか
http://toyokeizai.net/articles/-/62577