デザインが経営の重要な役割に

米国大手のコンサルティング会社「マッキンゼー」が、デザインコンサルファームの「LUNAR」社を傘下にしたという記事が載った。つまり、デザインが経営の重要な役割を占めてきたということである。以下にその引用記事を転記する。

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マッキンゼーアメリカのデザイン・コンサルティング会社である、LUNAR社を買収し、傘下に収めた。5月14日、LUNAR社のウェブサイトにて公表されている。
デザイン・コンサルティングファームのLUNARは1984年に設立。過去30年の間、アップルやHP、SanDiskをクライアントとしてきたトップデザインファームであり、社員は75名。傘下に入った後もLUNAR社はそのまま経営を続けるとしている。
このニュースを報じるニュースサイトのWIERDは「マッキンゼーのLUNARへの関心は、経営に必要なコンピテンシーとしての”デザイン”の認識を企業が増していることの証拠である」としている。
またFAST COMPANYでは、より詳細にその経緯を記しており「マッキンゼーとLUNARの付き合いは2013年にさかのぼる。2社はいくつかの”テストプロジェクト”を通じ、パートナーシップを議論してきた。その結果(上記の通り)LUNARは通常の運営をしながらの傘下入りとなった」としている。また「LUNAR社がその強みである”自由なクリエイティビティ”をマッキンゼーという巨大組織のままで維持し続けることができるかは疑問である」ともしている。
企業の課題に取り組み続けるコンサルティング・ファームに必要な武器として「デザイン」が今後必要になってくるるのか?またコンサルティング業界のトップ企業のこの動きに他社がどのように追随していくのか、様々な点から非常に注目したいニュースだ。

さらに詳しくは、以下もご参照ください。

●LUNAR社のマッキンゼー傘下入りに関するプレスリリース:
http://www.lunar.com/next-phase.shtml

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引用のサイト
http://www.consulnews.jp/2015/05/15/mckinsey_lunar/

https://newspicks.com/news/966732/