インテルの「リアルセンス」とは?

インテルの「リアルセンス」について、興味深い記事があったので下記に転記します。今後のインタフェースデザインの新しいあり方を示唆している技術と思います。下記の動画を見ると実感すると思いますが、三次元カメラによる手の動きを認識するインタフェースがデモで紹介されています。これからいろいろな応用が登場すると期待できます。

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リアルセンスは、3Dカメラで、操作する人間の行動をとらえる。スマホやパソコンの前面にはカメラが搭載され、テレビ電話や自撮りに使われているが、リアルセンスのカメラは単に写真を撮影するだけでなく、カメラの前にいる人間の、手のひらの形やしぐさ、どんな動きをしているのかを、スキャンして認識する。赤外線センサーにより、奥行きの情報までも取得できるからだ。
 インテルはこの技術を使って、機械と人間の新しい対話方法を開拓しようとしている。機械が人間の動きからコミュニケーション(意思伝達)できるようになることで、これまでよりもずっと自然な対話が可能になる。キーボードやマウス、タッチと変遷してきた対話方法に、新たなスタイルが加わるのだ。それをインテルでは「センシフィケーション」と名付けた。インテルが今、イチオシの造語であり、そのために開発されたカメラがリアルセンスだ。
 リアルセンスカメラを搭載したパソコンやタブレットは各社から登場し始めている。話題のウィンドウズ10も、OSとして標準でリアルセンスに対応し、使い始めるときの認証などに利用できるようになっている。
 リアルセンステクノロジーによって、機械と人間の対話に新しい未来がもたらされようとしている。これからのパソコン、スマホタブレット選びは、リアルセンス搭載がポイントだ。

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http://www.zakzak.co.jp/economy/ecn-news/news/20151103/ecn1511030830003-n1.htm
●Real/Sense by Intel
http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/architecture-and-technology/realsense-overview.html
富士通のRealSense(リアルセンス)を体験してみた(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=KypvB_FToMo