11月に拙著「インタフェースデザインの教科書が」刊行

丸善出版から11月刊行予定の拙著「インタフェースデザインの教科書」のカバーデザイン(下記の写真)が届きました。編集者の渡邊氏が丹念に校正してくれましたので、とても読みやすくなっています。
前著「魅力的なインタフェースをデザインする」が出版社の倒産により絶版になり、半分以上を新しくしました。また、前回、説明不足のところもかなり補足しました。
インタフェースデザイン設計論の書籍は殆どありません。その理由は、選手経験がなしにそのスポーツの解説者にはなれないのと同じように、デザイン現場出身の著者でなければ設計論は難しいからと考えます。
インタフェースデザイン設計論は、私の大学先輩である東芝出身で和歌山大学山岡俊樹先生も意欲的に出版しています。私は家電情報機器の担当でしたが、山岡先生は発電所などのシステム機器が担当でしたので、山岡先生の設計論は、システム工学の視点からの述べられています。私は、商品が多かったので、マーケティング的な視点から、人間の認知や感情、技術の流れなどをもとに設計論を述べました。

★追記
「取次配本が11/12ですので、関東の書店店頭では早いところで11/13に並びます。全国的には11/14-11/15を目処に流通する予定です。」と編集者からの連絡がありました。

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●目次
第1章 開発のプロセス
第2章 人間の認知と記憶
第3章 人間の認知モデル
第4章 操作用語による分類
第5章 設計の手法
第6章 評価の手法
第7章 次世代への技術
第8章 ユーザーの視点
第9章 感性的なインタフェースデザイン
付録 知的財産権