大宰府の初夏の写真

先週末、学会の発表で博多に行きましたので、大会の後に、足早に近くの大宰府天満宮を見学に行きました。その際の写真を添付します。
まずは駅を降りて、参道を歩いていると奇抜な店舗デザインのスターバックスに遭遇しました。そのデザインで有名だそうです。そして、境内の太鼓橋を渡ると大宰府天満宮に到着しました。瓦葺の歴史を感じさせる菅原道真公を祭った神社です。早速、合掌して、その後におみくじを引きました。無難な中吉でした。
天満宮を背にして戻り、左折すると人だかりがある池がありました。その池には、写真にもあるように梅雨の花である花菖蒲が満開でした。大きな鯉が泳ぐ池を通り過ぎると、花菖蒲の写真の上側に示すように、黒川記章がデザインした九州国立博物館に上る長いエスカレータがありました。
そのエスカレータを上って行くと、写真にある博物館の入り口になります。その独創的なデザインで有名な建物に入り、常設展のアジアの文化の展示を短時間で見学しました。教科書的な内容ですが、教科書に載っていた展示品もあり勉強になりました。私と同じく短時間のグループは、中国と韓国からの観光客でした。
博物館を後にして、池の周りにある店舗で、有名な梅ケ枝餅を食して、太鼓橋の下に流れる川の畔に咲く慎ましやかな額紫陽花の写真を撮りました。梅雨の花ですが、花菖蒲よりもこちらの方が私には愛しいです。
最後に、天満宮と反対側にある光明禅寺を訪れました。この寺は苔寺で有名で、苔で陸を白砂で大河を表現した静寂の庭があります。残念ですが、秋が見学のシーズンで、その際には、紅葉とシャクナゲが美しいとガイドブックには記載されていました。静かに庭を眺めて心静かにして、大宰府を去りました。